準1級のレベルは本当に難しいのか?

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誤解のないように、最初に結論をあげておきます。

準1級のレベルは本当に難しいのか?…はい。準1級の試験内容は難しいです。

ただ、勉強法(試験対策)を間違わなければ準1級の合格は難しくないといえます。

検定合格塾では、準1級の試験で満点を目指していません。合格点を取ることを目指しています

そして、それは十分に可能なことです。

準1級のレベル

準1級のレベルは大学中程度とされています。

ただ、大学中程度と言ってもかなり英語力のある大学生もいれば、まったくダメな大学生もいますし、一概にはどんなレベルかわかりませんね。

準1級は、最終目標である1級の手前まで着実に力をつけているレベルで、およそ大学中級程度とされています。
社会生活で求められる英語を十分理解し、また 使用できることが求められます。入試優遇や単位認定はもちろん、教員採用試験に優遇されたり、海外留学にも多方面で幅広く適用される資格です。

公式サイトの説明を読む限りでは、「大学中程度」とするより「社会生活で求められる英語が使える」とした方がわかりやすいような気がします。

準1級はCEFRのB2に相当するとされています。

Global ScaleのB2レベルのdescriptorとして以下が参考に掲載されています。

Can understand the main ideas of complex text on both concrete and abstract topics, including technical discussions in his/her field of specialisation. Can interact with a degree of fluency and spontaneity that makes regular interaction with native speakers quite possible without strain for either party. Can produce clear, detailed text on a wide range of subjects and explain a viewpoint on a topical issue giving the advantages and independent disadvantages of various options.

出典:「英検とCEFR との関連性について 研究プロジェクト報告」
公益財団法人 日本英語検定協会 主任研究員 Jamie Dunlea

CEFRのB2というのは、実務に対応できる者・準上級者になります。

ビジネスの現場でも、ある程度の仕事(もちろん英語の)を一人で任せられる程度に判断されます。

上記引用のB2レベルのdescriptorの抜粋を読んで「フムフム、それなら大丈夫」と思える英語力も持っていることが必要です。

2次試験の面接(スピーキングテスト)が、2級までと桁違いに実践的に感じるのも無理ないことです。

本サイトでは準1級合格を目指しますが、実際合格するからにはそれ相応の英語力が備わっている状態にならなければなりません

ちなみにCEFRとは、ヨーロッパ言語共通参照枠(Common European Framework of Reference for Languages)のことで、NHKの語学講座のテキストなどで詳しく解説れされていますので、参照してみてください。

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