2018年4月入学の新高校1年生以降の人、必見!

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2020年度「大学入学共通テスト」に実施される大学入試が大きく変更されますが、その最大の目玉が英語試験です。

英検®が推し進めてきた4技能の評価と、文部科学省が目指す英語の4技能のスキルアップの思惑が完全に一致しています。

2018年3月に独立行政法人 大学入試センターが「大学入試英語成績提供システム」を設け、参加要件を満たす民間英語能力検定試験を発表しました。

現在行われている英検®は、4技能のうちのスピーキングに関しては1次試験合格者のみが受験するというシステムのために参加要件に適合しません。

そこで2019年度より「公開会場実施(仮称)」、「1日完結型(仮称)」を実施しますが、対象は高校3年生のみです。

また、1日完結型(仮称)には準1級の試験がありません

準1級の受験者は必然的に公開会場実施(仮称)になります

いつから?:2020年度「大学入学共通テスト」から

対象は?:2018年4月入学の新高校1年生以降の生徒

変更点は?:大学入試センター試験の英語は廃止、英検®を高校3年生の1年間に2回だけ受験でき、その結果で判定される

経過措置は?:当面2021年から4年間は、現状の大学入試センター試験の英語も実施され、一定期間は大学によって経過措置対応が分かれる

公開会場実施(仮称)試験とは

基本的に現在の英検®と同じなのですが、違いは受験生全員が2次試験を受験することと、受験費用が異なります。

1次試験:リーディングテスト・ライティングテスト・リスニングテストの3技能を回答用紙に記述する

2次試験:スピーキングテスト 1次試験とは別の日に面接形式で実施する

受験費用(見直す場合があるそうです)

現在の英検®より高めです。これは受験生全員分の2次試験の試験官と会場の手配のためだと思われます。

ただし本番までに受験費用を見直すことがあると今のうちからアナウンスされています。

1級:16,500円
準1級:9,800円
2級:7,500円
準2級:6,900円
3級:5,800円

会場

全国400会場(要件を満たす準会場でも実施する予定とのことです)

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